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2010年10月 アーカイブ

睡眠という活動

睡眠計測には脳波が最も基本的な指標となります。


このほかにもいくつかの現象が同時にポリグラムとして記録されることが多いです。


これがいわゆるポリソムノグラムです。


たとえば、筋肉の緊張を計るためヒトでは願、動物では頸筋に電極を置き、筋電図(electromyogram、EMG)を記録します。


また、眼球の動きも重要な指標となるので、多くの場合目尻の近くに電極をつけて、眼電図(electrooculogram、EOG)を記録します。


このほか、体動、体温、呼吸、心拍、血圧、酸素飽和度、発汗なども必要に応じて記録されます。


変わったところでは、インポテンツをチェックする目的で、ファログラムと呼ばれる睡眠中のペニスの勃起の記録が利用されています。


脳波の変化を調べると、覚醒から入眠、浅い眠りから深い眠りへの移行の経過が克明にわかります。


覚醒中は小さな速い波(低振幅速波、β波)がその主成分です。


安静にして目を閉じると、10Hz前後のα波が連続して出現します。


修行を積んだ僧は座禅の際にもっと緩い大きな波である7Hz前後のθ波が出ることがあるといいます。


ふつうの人でも眠気をもよおすとθ波が出るのです。

睡眠という状態

"催眠"(hypnosis)はしばしば睡眠と混同されます。


睡眠状態は意識のない状態ですが、催眠状態は意識が変容した状態であり、覚醒状態の一種であるとみなされています。


脳波からみても、一般にα波やβ波が観測されます。


しかし、催眠状態でも睡眠状態に似た脳波が出現することがあり、特に"催眠性睡眠"(hypnotic sleep)として区別することがあります。


睡眠と覚醒の境界がどこにあるかについては、今だに専門家の間でも議論のあるところですが、便宜的な国際基準が定義されています。


これは1968年に、アメリカの睡眠研究者RechtschaffenとKalesが提案したもので、現在世界で広く採用されています。


これは、ヒトの眠りを5つの"睡眠段階"に分類するものです。


羽毛 ふとんの寝床に入ってからしばらくして、段階1から4までの"ノンレム睡眠"(NREMsleep)が出現します。


段階数が多くなるほど深い眠りです。


入眠すると筋肉が弛緩してくるので、瞼が重くなったり、首が傾いたり、唇が開いて誕を流したり、立っ
ていられなくなったりします。


しかし、ノンレム睡眠では、筋肉の緊張が完全になくなってしまうわけではありません。

ノンレム睡眠について

浅いノンレム睡眠、つまり段階1と2の眠りを"浅睡眠"(light sleep)あるいは"紡錘波睡眠"(spindle sleep)といいます。


"紡錘波"というのは、12~14Hzの波がいくつかまとまり、グラフ上では糸巻き状になって出現するので、この名があるのです。


紡錘波をσ波と呼ぶ場合もあります。


紡錘波の出現が睡眠の始まり、とされています。


紡錘波の数はひと晩で500~5000個におよび個人差が大きいものですが、同一人では一定しています。


日本人学者によると、紡錘波の数の変動が睡眠の経過をよく反映するといいます。


段階1のノンレム睡眠は入眠直後にのみ顕著ですが、以後はほとんど現れません。


したがって、この眠りはこの時期に特有の入眠努力を示しているようにみえます。


熟睡期に相当するのは、段階3と4の時であり、これをまとめて"深睡眠"(deep sleep)あるいは"徐波睡眠"(slow wave sleep、SWS)と呼びます。


ただし、動物で徐波睡眠といえばノンレム睡眠全部を指すのが普通です。


動物の眠りはヒトのように詳しく区分できないからですね。


混同を避けるため、人間の羽毛 布団による徐波睡眠を特に"ヒト徐波睡眠"(hSWS)と呼んで区別することがあります。


"徐波"は、正常な脳波としては最も高い振幅のゆっくりした大きな波(0.5~4Hz、ただし研究者によってはこの幅に変動がある)で、δ波ともいわれます。

レム睡眠について

薬剤による深い麻酔や昏睡状態、あるいは植物人間の状態でも徐波が出現します。


しかし、徐波が持続して出ており、外部刺激によっても変化しないところが正常な徐波睡眠と異なる点です。


いわゆる脳死の状態では、脳波にもはや何の変化も認められません。


哺乳類の冬眠にみられる脳波の変化もこれによく似ています。


ヤマネやハムスターのように、真の冬眠をする動物では深いノンレム睡眠から冬眠が始まり、体温が低くなるにつれて脳波の変化がなくなってしまいます。


さて、正常な睡眠に戻りましょう。


深いノンレム睡眠の後、眠りは再び浅くなり、"レム睡眠"(REMsleep)と呼ばれる状態に切り換わります。


この羽毛 布団 販売での眠りは覚醒の時のような脳波を示すうえに、眼球が瞼の下できょろきょろ動いたり、顔面や手足がぴくぴく痙攣したりするので、睡眠らしくない睡眠とみなされ、"逆説睡眠"(paradoxical sleep、PS)とか"動睡眠"(active sleep、AS)と呼ばれることがあります。


動睡眠に対して、ノンレム睡眠を静睡眠(quiet sleep、QS)と呼ぶことがあります。


しかし、一般に動睡眠あるいは静睡眠という用語は、新生児および幼児の睡眠に限定して使うことが多いです。

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