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2010年11月 アーカイブ

レム睡眠について 2

"レム"というのは急速眼球運動(rapideye movement)の英語イニシャルからきた名称です。


レム睡眠がいろいろ話題になるのは、1953年までこんな眠りは知られていなかったからであり、この眠りの評価が今だに定まらないからでもあります。


羽毛 フトンによるレム睡眠の際には、体温・血圧・呼吸などの調節が乱れることが知られています。


また、骨格筋はほぼ完全に弛緩していますから、身体はぐったりして動けません。


これを持続性(tonic)の無緊張といいます。


ですから、急に目ざめると、睡眠麻痺という状態(いわゆる金縛り)が起こることがあります。


しかし、常に弛緩しているわけではなく、骨格筋が突発的に痙攣したり、急速眼球運動が出現します。


これは相動性(phasic)な現象とみなされます。


そのほか、血流調節の変調から、ペニスやクリトリスが不随意的に勃起します。


子宮の筋収縮活動は著しく高まっています。


また、レム睡眠の時期には精神活動が活発となるので、レム睡眠から醒めるとしばしば夢が思い出せることになるのです。

PGO波って?

レム睡眠に伴う相動性の現象・・・


つまり閉じた瞼の下で眼球が急速に動いたり、手足や顔の筋肉がびくびく動いたり、呼吸が不規則になったりする直前から、後頭部で導出した皮質脳波に鋭い棘状の波が記録されることがあります。


脳の深部に挿入した電極を使った動物実験の結果から、この波は橋(pons)で発生し、外側膝状体(lateralgeniculatebody)を経て、大脳皮質の後頭葉(occipitallobe)に達する電気活動であることがわかっています。


これらの経路のイニシャルを組み合わせで、PGO波と呼ばれています。


布団 羽毛でのレム睡眠の神経機構を解析するうえで、PGO波は相動現象開始のよい指標となるので、電気生理学の実験ではPGO波を脳深部から記録することが多いのです。


レム睡眠期にかぎらず、睡眠期全般にわたって筋肉がかなり弛緩しているので、身体はぐったりしていてあまり動きません。


入眠直後の熟睡期にはほとんど体動はありませんが、眠りの後半期には次第に増え、起床直前には頻発するようになります。

睡眠周期

レム睡眠が終わると、再びノンレム睡眠とレム睡眠とが組になって出現します。


8時間の睡眠脳波記録の中に、専門家は約1.5時間間隔の周期的な変化を6回読み取ることができるといいます。


羽毛 布団 通販のように1回ごとに同じような現象の繰り返しですから、これを"睡眠周期"(sleepcycle)といいます。


1回の周期の長さは、年齢差や個人差はあるにせよ、80~110分と一定しています。


動物でも種によって睡眠周期の長さはほぼ一定です。


概して、物質代謝の速度と相関が高く、大型の動物ほど周期が長く、小型の動物ほど短いようです。


たとえば、ゾウの睡眠周期は約120分、チソパンジーで約90分、アカゲザルで約45分、ネコで約30分、ラットは約10分です。


ただし、この数値は24時間以上にわたって脳波で厳密に調べられたものとはかぎらないので、最近では見直しの上いくらか変更されています。

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