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2011年03月 アーカイブ

人は眠らないとどうなる?

ヒトでは眠らないことで病気になることはなく、目覚めていられなくなり眠り込んでしまいます。


しかし、長時間眠らないでいることによって、集中力・思考力・記憶力などの能力が低下し、気分・情動も不安定になります。


長期間にわたる睡眠不足があると、血圧上昇や耐糖能低下が出現することがわかっています。


動物では、強制的に運動を続けさせる方法などを用いて、断眠の実験が行われています。


いずれも長期間の断眠の後に体温の低下、体毛の脱落などがみられ、死亡してしまいました。


動物では睡眠をとらせないように何らかのストレスを加えざるを得ないため、こうしたストレスと断眠との相乗効果で死に至った可能性が高いのです。


夜になったら羽毛 布団など気持ちのいい寝具でぐっすり眠ることが大切です。


心身ともに健康でいるためには、それが何よりも大切なのです。

寝言をよく言ってうなされている人は

・・・寝言は布団 羽毛での睡眠中に言語あるいは意味のある音を発し、そのことを本人がはっきりと自覚していない現象を指します。


寝言はさまざまな原因で生じるので次に鑑別すべき疾患を概説します。


生理的な寝言の多くは、短く、小声で、感情的な徴候を示さないのです。


頻度も低く、毎夜続く重篤なものはまれです。


小児・若年者の男性に多くみられ、数日でなくなることもありますが、数カ月あるいは数年続くこともあります。


25歳以降から頻度は減少し、一般に自然消退します。


心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの強度のストレス下では、毎夜続く悪夢と寝言がみられるのが特徴的です。


悪夢を伴う寝言の場合は助けを求めるような叫びや悲鳴などのような、感情的色彩が強く感じられるものが多いのです。


発熱性の身体疾患においても寝言が多くみられます。


いわゆる熱でうなされる状態です。


これらは一過性で発熱がおさまると自然軽快します。

夜驚症について

夜驚症では激しい恐怖感に一致して寝言が認められることがありますが、叫び声や悲鳴が多く、意味のある言葉が観察されることは少ないです。


3~12歳の男児に好発し、思春期までには一般に自然消失します。


中・高年の男性に多い閉塞性睡眠時無呼吸症候群においても、呼吸停止から再開する際に、あえぎ、うめき声、ぶつぶつ言うような声が観察されることがあります。


通常、感情表出はなく何を言っているのか聞き分けられないものが多いのです。


レム睡眠行動障害では抗争的な夢の内容に一致して激しい寝言、叫び声や異常行動を伴うことが多いですが、羽毛 ふとんでの寝言が単独でみられることもあります。


感情的色彩が強く、50~60歳以降の男性に多いのです。


・・・以上の疾患を鑑別するためには年齢、性に加え、本人あるいはベッドパートナーから感情的色彩の有無など寝言の特徴、悪夢や異常行動あるいは無呼吸を伴うのか・・・


また発熱や強度のストレスの有無などについて詳しい情報を得る必要があります。


生理的な寝言であれば一般に治療の必要はないですが、何らかの原因が存在すればそれらの基礎疾患の治療を行う必要があります。

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