睡眠を科学する
睡眠不足の埋めあわせは、ノンレム睡眠では、深度をふかくして質でおぎなうことができる。
ところが、レム睡眠はそれができない。
これが、第二の融通のきかない点である。
羽毛 ふとんでのレム唾眠が不足すると、「はねかえり現象」が生じて、うしなった分をほぼ同じ量でとりかえすことになる。
そのほか、随意筋の弛緩をともなうため身体が動かせなくなること(金縛り)、体温調節がみだれることなども、融通性のなさをしめすものだ。
レム睡眠は脳の調節のたががはずれた状態とみなせる、という考えをさいきん東北大学の生理学者、山本光璋が数学理論を使って証明している。